2024年11月1日、本田健の書下ろし最新刊『作家とお金』がきずな出版から発売となります。

 

まずは、この新刊について、本田健が10分で語った動画をご覧いただければと思います。

 

 

 

この新刊の内容

 

夢の「印税生活」。
多くの人が憧あこがれる言葉ですよね。
自分の書いた本がベストセラーになり、
印税が途切れることなく入り続ける……。
そんな夢のような生活を想像すると、心が躍るのも無理はありません。
でも、そんな夢は本当に実現可能なのでしょうか?

この本では、お金という側面から作家の生活を見ていきます。
作家とはどんな人なのか、
どうしたら作家になれるのか、
どれだけの努力が必要なのか、
ふだんの生活の様子など、いろんな角度から、
それらを見ていきます。
有名な作家が、どのようにお金とつき合ってきたのか、
興味深いエピソードがいっぱい出てきます。
明治の文豪から、現代の売れっ子作家まで、
また、日本だけでなく、世界の作家がどういう生き方をしてきたのか。

「一緒に見ていきましょう」

読み進めていくうちに、あなたも、
創造的な生き方がしたくなるかもしれません。

 

 

ここでは、〆切の延長をお願いするときの、文豪たちのユニークな言い訳について、本書から抜粋してご紹介します。


どれほど優すぐれた才能を持つ文豪でも、時には原稿が間に合わず、編集者に〆切の延長をお願いすることがあります。その際、彼らが用いたユニークな言い訳は、しばしば後世に語り継がれる逸話となっています。おもしろいものをいくつか紹介しましょう。

 

たとえば、マーク・トウェインは、ユーモアを交えた言い訳で知られています。彼はあるとき編集者に、「原稿があまりにも素晴らしすぎて、自分自身が驚いている。もう少し時間をかけて、この驚きに慣れたい」と伝えたことがあります。トウェインのウィットに富んだ言い訳は、編集者を笑わせつつも、延長の了承を得る効果的な方法でした。

 

アメリカのS F作家、フィリップ・K・ディックは、夢見がちな言い訳をしました。「昨夜見た夢の内容があまりに鮮明で、その影響で現実と夢の区別がつかなくなってしまった。もう少し時間が必要だ」と編集者に説明したことがあったそうです。ディックの作品にはしばしば夢や幻覚がテーマとして登場するため、編集者も納得したといわれています。

 

イギリスの小説家、コリン・ウィルソンは、「宇宙からのインスピレーションを待っている」と言い訳しました。彼は評論家でもありましたが、S F作家としても知られ、宇宙や未知の領域への興味が強かったため、このような言い訳も彼らしいものでした。編集者は彼の独創性を理解し、期限を延長することに同意したそうです。

 

日本の作家でもユニークな言い訳をした例があります。芥川龍之介は、しばしば「創作の神が降りてくるのを待っている」と言い訳し、編集者にも〆切を延ばしてもらっていたそうです。

 

『作家とお金』【第5章】〆切との戦い -言い訳の天才になる より一部抜粋


本田健からの無料プレゼント!!

 

今回、きずな出版さんのご厚意によって「新刊を読んでみたい!」というみなさんに【本書の内容の一部(40ページ)】をお届けできるように致しました。ご登録いただいた方全員にプレゼントさせていただきますので、興味のある方は、ぜひ登録してください。

 

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